個人的には、エルナン・コルテスやマリンチェについて、色々と興味を持っている中で、この小説を見つけましたが、それぞれの民族における違い(生活、宗教、文化、価値観など。)についての考証にかなりの拘りが見られました。特に、マリンチェと共にコルテス軍に贈られてきた20人の女性の一部をメインキャラクターとして昇華させたのは、史料が限られている創作ならではの手法として巧く思います。