異能を持つ危険存在=疑似神格」を調査・規定する国家資格「神格鑑定士」。
そんな超難関資格を持つ主人公・燈火きららは、ギャルっぽい見た目と「〜っす!」という軽いノリが特徴の女の子。ですが、彼女の鑑定方法は……なんと「ヤバそうな奴はとりあえず即射殺」!?
「物理的に破壊できたから大したヤバいカミサマじゃなかったっす!」と笑顔で言い放つ暴挙っぷりと、その裏で無自覚に発動している(?)恐ろしい異能のギャップがとにかく最高に爽快で爆笑を誘います!
さらに、彼女がかつて所属していた戦闘 qualified 部署「渉外課」の頼れる(?)個性的すぎる先輩たちや、突如として立ちはだかる凶悪な邪神など、魅力的なキャラクターが次々と登場。学校を舞台にしたド派手な破壊バトルと、テンポ抜群のコメディ掛け合いから目が離せません!
「難しいことは考えず、強くて破天荒なヒロインが大暴れする爽快バトルが読みたい!」という方に絶対おすすめの傑作です!きららちゃんの「うっかり神殺し」の伝説を、ぜひ見届けてみてください!
神格鑑定士と聞けば、能力を見極める知的な作品を想像する。
……ところが主人公・きららがやるのは、とりあえず撃つ!
初手で地蔵を射殺して「鑑定終了っす!」と言い放つ瞬間から、この作品の世界観に一気に引き込まれました。
ギャグとして笑えるのに、即死地蔵やメルヘンメイカーのような神格は普通に恐ろしく、笑っていたら急に命のやり取りになる緩急が本当に上手いですね。
特に2〜4話は怒涛の勢い。
渉外課の面々は全員キャラが濃く、姐さんの圧倒的な強さ、白の神格の豪快すぎる戦い方、そして常識人なのか非常識なのか分からないきららとの掛け合いが最高でした。
さらに5話では一転して、オープンカーで後輩を迎えに来るきららのポンコツ先輩ぶりが可愛くて、バディ物としての期待も一気に高まります。
世界観も非常に魅力的です。
「神格」「疑似神格」「権能」「脅威度」「神格メモ」など設定がしっかり練られている一方で、説明を押し付けることなく自然に読ませてくれるため、とても読みやすいところが良いですね。
そして何より、個人的には神格メモが好きです。
事件が終わるたびに鑑定結果が読める作りは図鑑を眺めるような面白さがあり、次はどんな神格が出てくるのかワクワクします。
きららという破天荒なのに放っておけない主人公と共に、これからどんな神格を"鑑定"していくのか楽しみで仕方ありません。
この先も追いかけたいと思える、最高のスタートでした。