既にこの世を去った偉人が、代わる代わる学生たちに授業を行う物語。
登場する人物は、本田宗一郎、土方歳三、いかりや長介、立花 誾千代、樋口一葉と錚々たる面々。
生きていた時代にバラつきはあるがかなり濃いメンツと言えるだろう。
私はあまり詳しくないので、作中での彼等の言動がどれだけ緻密な取材に基づいているのか、一家言ある人にとって納得のいくものなのかどうか判別はできない。しかし、一つのフィクション作品としてアレンジを加えたものと取れば説得力はあった。
さて、学生たちはこの授業を受けて何を学ぶのか。
現実でも、たまにこういう形で学校に呼ばれた人の話がずっと先まで頭の中に残っていることあるな。短い授業でも、彼等の胸の内には残るものはあっただろう。
歴史上の偉人と現代人が話をするシチュエーションに興味がある人には一読をおすすめしたい。