⑤poème sérialisé "ROMANTIQUE!"
(⑤連載詩『ロマンティック!』)
Poème
latent
aléatoire
(無作為で
潜在的な
詩)
目映い光は
「アマテラス」と囁き
僕は目をそばめるのだ・・・
桜貝の記憶は
深海に眠り
透き通った遠浅のホワイト・サンド・ビーチで
キラキラと長閑な日差しをあびながら
思い出し笑いをしている
夢物語を語る獏
「バイト・ア・ドリーム」と
月に呟いていた獏の独り言
「永遠に」と桜貝の耳元で囁く獏
永遠とはクレイジーな愛
波のように
繰り返し
繰り返し
見た
甘く不埒な夢
そして
「ロマンティックな愛は成就しない」という言葉を
飲み込んだことを
あの時
覚めるなと願った夢は幾億の河のひとつ
あなたはその河になって
永久にと囁いた
たとえ
いま
あなたの
河が遮られ
もはや届かぬ海の青い光が
あなたの頬を照らしていようとも
あたなは折り返しも
後戻りもしないだろうと
桜貝は含み笑いをしている
そうしてあなたは
終わった河を
憂うこともなく
滝川の流れのように
きっとまた会うと嘯くのだろうと
百億の時の記憶までも引き連れて
海に流された
綺麗な人魚たちが
桜貝になったのかどうかは
誰も知らない
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