笑ったりツッコミ入れたりしながら、楽しく読めてしまいます。
明るく楽しいコミカルなお話。
物語って、誰かの気持ちをふわっと上昇させたり、
その世界に入り込んで笑ったりして、人を幸せな気持ちにさせる効果があります。
これはまさにそういうお話!
いやあ、おもしろかったです!
読んでいないかた、ぜひ一気読みしてください( *´艸`)
最初から読み直し、一気読みしたら、めちゃくちゃおもしろかったです。
ハシビロコウの謎も解け……いや、でもなぜハシビロコウ?
と思って、最後も笑ってしまいました。
別の方法もあったんじゃ?
(ここが一番おもしろかったかも)
ハシビロコウ。赤道直下のアフリカの湿地帯に生息する怪鳥である。人の背丈ほどの巨躯に獲物の魚を噛み砕く頑丈な嘴、そして気品あるグレーが魅力的な動物。動物園でも限られた場所以外ではなかなか見られない希少種でもある。
……そんなハシビロコウが、何故か上司になっていた。主人公のカナ以外、誰もツッコまない。みんなからはイケオジと持て囃されるけど、カナにはハシビロコウにしか見えない。でも、ハシビロコウ基準で考えるならイケメンなんだろう。チンピラから守ってくれるし部下を気遣ってくれるし……
何故ハシビロコウが上司なのか? そこには、彼女の人生を超越した奇妙な運命が隠されていた……
主人公カナの上司として新しく赴任してきたのは、仕事のできる紳士的なオジサマ。
しかし、誰もがイケオジだと称賛する彼のことが、主人公だけはなぜかハシビロコウに見えて……。
ハシビロコウ、ご存知でしょうか?
アフリカ中央部の湿地帯に生きる、ペリカン目ハシビロコウ科ハシビロコウ属の大型鳥。
鋭い眼光。
動じないハート。
威風堂々とした立ち姿。
鳥界きってのハードボイルド!(多分)
これが人間の世界に現れて会社で働いていたら!!
……いや、絶対におかしい!(笑)
おかしいはずなのに。
読者は最初「!!??」となるのに。
……いつの間にか馴染んでしまい、当たり前にハシビロコウをイケオジだと思って読んでいることに気付くのです。
これぞ作者様の思うツボ!
ファンタジー色もしっかり練り込まれており、胸キュン要素もありの読み応え十分な一作。
続きが気になりすぎるので、皆様で作者様をせっついて頂きたいです(笑)
イケオジコンテストに新風吹き荒れる!
オススメ致します!
【レビューコンテスト応募】
こちらはイケオジコンテスト参加作品です。
タイトルにもありますがハシビロコウです。皆様はご存知でしょうか? あの不敵な目つきで悠然と佇む雄々しい鳥の姿を。
さて、某剣聖ものもそうですが、ファンタジー界隈はその読者層の高齢化に伴い、おっさん需要が増しております。癖のあるヒキニートが無双する姿も楽しいですが、イケオジは侮れません。そのコンテスト需要は男女別にルートが変わります。
①男性主人公、さえないおっさんが隠し持った実力で、なんかいい感じに活躍する姿にめっちゃ励まされる(←個人の感想です)。
②女性主人公、すごいおっさんに女性主人公がときめいて、めっちゃ悶える図をみんなで鑑賞する(←個人の感想です)。
と、まぁわかりやすい図式ですが(?)、カクヨムの読者層全体は比較的に若いと思いますので、「若い読者が共感するイケオジ」が求められ、なんじゃそりゃという「捻じれ」が発生しているコンテストでもあるのです(←あくまで個人の感想です)。
私は見た瞬間に「カクヨムでは難しいだろうな」と思いました(ごめんなさい)。
で、そこに風穴を開けるのが本作です。
形式は②の女性主人公、現代が舞台になっております。さらにファンタジー要素として過去世が関係しております。おまけにイケオジがハシビロコウ、書いてて何を言っているかわからないかもしれませんが、そうなんです(笑)。
この設定を大真面目に丁寧な心理描写と複雑な構成を入れて、真摯に数万文字もある中編を書いてしまう筆者様はすごいのです。
ラノベ界隈が似たような作品を乱立させ、自家中毒で発行部数を落している現代、新規開拓を行う作品はこういう大胆な発想です。
そこそこ書けて、そこそこ完成度があって、そこそこ売れそうだ、などという守勢に入ったせいで、実質売れなくなっているラノベ。
私は思います。
小奇麗で、まぁトークもいけて、優しいだけのどこにでもいる若い男よりも、
めっちゃ癖があるけど、案外しっかりしてて、とびぬけても面白いおっさん、
そんな作品が今のラノベには求められているのではないでしょうか、イケオジコンテストなだけに(笑)。
お勧め致します。
ご安心ください、特殊な設定ながらもしっかりとそれを逆手にとった本作は、普通に楽しく没入して読書する事が出来ます。※筆者様近況ノートにて、ものすごいクオリティの本作FAも見れるので、是非お立ち寄り下さい。
皆様、宜しくお願い致します( ;∀;)
【レビューコンテスト応募】
イケオジを書けと言われて、ハシビロコウを書く作者がいるだろうか?
一人だけいる。
あの人だったらやりかねない……
そう、本作の作者氏である。
久々にお作を読ませて頂きましたが、相変わらず独自独特の領域展開で引き込まれ、楽しませて頂きました(*´ω`*)
さて、イケオジでハシビロコウというのは一見奇策のようでありますが、古今東西見渡すと、人外のイケメン、イケオジというのは意外と多いことに気づきます。
魔神英雄伝ワタルのクラマ
クロノトリガーのカエル
紅の豚のポルコ
(アニメとゲームばっかやないか(´・ω・`)ノ)
こうしてみると人外イケメン、イケオジというのは実は一つのジャンルとして成り立つとも言えますが、その理由はルックスが分かりやすいイケメンでないが故に、セリフや仕草から見え隠れする内面のカッコよさが際立つのです。
本作のイケオジハシビロコウもその例外ではありません。
是非とも他作品のルックスのいいイケオジ達を押し退け、大賞を勝ち取ってくださることを切に願います(*´ω`*)