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短歌の存在について 存在の意味と問いかけと苦痛(って何?)

短歌の存在について 存在の意味と問いかけと苦痛(って何?)

樹村 連

おすすめレビュー

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★★★
★8
3人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 鷹枕可
    4件の
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    ★★ Very Good!!

    定型「詩」とは何か。

    短歌とは、定型詩である。
    定型であり、尚且つ詩でなければならない。
    而して、現代歌壇の現況を鑑みるに、
    「定型」であれば自然と「詩」であると謂う定義が罷り通っている、と見受けられる。
    此処にて強調をして置きたいのは、
    「詩」である事と「定型の一小節」である事の間には、曰く埋め難い深淵がある、と謂う事なのである。
    その一点に於いて、当該の作品の着眼点は正しい。と謂えるであろう。
    少なくとも、凡百の「三十一音の一小節」よりは、遙かに「詩文」である。
    形而上的存在論、或は言語論を衒いつつ、
    「エモ」に落し込む打算、或は「ウケの良さ」への配視を除いて、ではあるが。

    「詩」を忘れた定型の一小節は、「短歌」ですらないであろう。

    応援と批判、そして選考者の歴々への
    ――引いては歌壇への――
    警告文として、短評文を起草させて頂いた次第である。

    当作が、選考の俎上にて討議をされる事を、切に願いつつ。

    • 2026年7月7日 20:57