魔法全盛の時代に、武術だけを信じて鍛え続けてきた少女という設定が面白く、主人公レーナの怒りと戸惑いにすぐ引き込まれました。
新聞をきっかけに「自分が信じてきたものは何だったのか」と知る流れがわかりやすく、祖父との掛け合いもテンポが良くて読みやすいです。コミカルなやり取りの中に、武術の歴史や異界の転生者、巻物、六つの力といった設定が少しずつ出てくるので、世界観への興味も自然に湧いてきました。
才能がないと言われながらも努力で積み上げてきた主人公が、これからどんな形で力を開花させていくのか楽しみです。
魔法の時代に武術で挑む、王道の成長ファンタジーとして期待したくなる始まりでした。