本作には、およそ後宮ファンタジーに求められる要素がしっかり詰まっています。
掃除が得意で知性的だがデタッチト傾向の地味な主人公・円円、にもかかわらず何やらその主人公を寵愛する気配の美しい男・沈燁、華のごとく後宮に生きる女たちの悲喜こもごも、そして猫・白玉――。
もう間違いない感じだが、ただし、ここに“機巧”という妙薬が加わることで、本作では思わぬ物語が展開することに!?
なんというか、西瓜に塩を振って食べるのが好きなあなたにお勧めしたい名作。
変化球がむしろ甘いロマンスをきりっと引き立てていて、私はすごく面白かったです!