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いつか君と沈めたら

いつか君と沈めたら

満豪亭羅庭(新アカウント)

おすすめレビュー

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★★★
★18
6人が評価しました
本文あり
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本文ありのおすすめレビュー

  • 銀猫
    156件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    三話とは思えないほど、深く沈む初恋の物語

    嫌な記憶ばかりが残る同窓会で、主人公・駆は、もう二度と会うはずのなかった初恋の相手と再会する。

    三話完結の短い作品なのに、読後に残る感情はとても濃いです。

    小学生の頃の孤独。
    誰にも理解されなかった痛み。
    そんな世界の中で、たった一人だけ自分と同じ秘密を持っていた相手。

    その記憶がとても切実に描かれているからこそ、再会の場面に漂う湿り気や、磯のにおい、泥の味が、ただの恐怖ではなく、初恋そのもののように感じられました。

    怖いのに美しい。
    おぞましいのに、どこか泣きたくなる。
    愛情と罪悪感が絡み合って、読後もしばらく胸に残ります。

    短い中に、痛みも、恋も、執着も、後悔も詰め込まれた、共依存ホラーBLでした。

    三話という限られた物語の中で、ここまで深く沈む初恋と、心にまとわりつく湿った恐怖を描ける満豪亭羅庭(アカウント新生)様は、やはりすごいです。

    素晴らしい作品でした。

    • 2026年6月29日 22:17