派手な始まりではありませんが、とても温かい空気を持った作品です。
主人公はどこにでもいる農夫。しかし、過去の出来事から劣等感や後悔を抱えたまま生きています。そんな彼の前に、かつて守っていた少女・シルフィーが立派な冒険者となって現れ、「ポーターをやってほしい」と頼むところから物語が動き出します。
二人のやり取りはどこか家族のようで微笑ましく、それでいて主人公が抱える負い目や、シルフィーのまっすぐな信頼が丁寧に描かれているため、自然と応援したくなりました。
「次はちゃんと守る!」
この何気ない一言が、主人公の過去を乗り越えようとする決意として胸に残ります。
これから農夫のおいちゃんがどんな活躍を見せてくれるのか。優しさと冒険が詰まった物語の続きを楽しみにしています。