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  • あとがきへの応援コメント

    因果応報杯から拝読させて頂きました。僭越ながら以下、感想・講評です。


    個人的には参加作品の中では一番好きな話でした。
    青春日常系学園モノ×ちょっぴりファンタジーというジャンルが、ドタバタコメディでテンポ良く進んでいく様子は読んでいて楽しかったです。
    まず最初の一文の掴みがバッチリでしたね。この作品を読み進めてみようという強い引力のある完璧な序文でした。
    そこから始まる大捕物的な大騒動も、現実ではちょっとあり得ないような話でも、コメディタッチとテンションの高さで面白おかしく読み進めることができ、明るいノリに気分が高揚してきたところで、魔女の登場と過去、そして主人公との出会いという着地まで含めてシナリオの運びが見事でした。
    主人公が魔女を映画に誘う理由にも彼なりの理由があったことで、ぐっと魅力的になってたと思います。
    ラストから彼らの映画、もとい青春が今後どう進展していくのか興味をそそられる終わり方も心地良かったです。一体どんな物語がフィルムに納められるのか楽しみですね。

    気になったところとして、ヒロインである魔女のキャラクターをもっと見たかったという点があります。
    冒頭の噂での都市伝説的なミステリアスな惹きつけは良かったのですが、主人公の回想やラストでしか彼女が登場しないので、魔女の人となりや魅力がもっと読者に伝わるかたちで描写されていたなら、さらに完成度が上がったかなと。描写されていないだけで様々な設定があるように感じましたので、ちょとしたギャップの描写とかがあるとさらに好きになったかななんて。

    あとはたいした話ではないのですが、映画研究部……というより東雲が追われる理由が「魔女への告白(という勘違い)」がちょっと違うかなぁと。
    高嶺の花である魔女には基本的には誰しもが振られるはずで、告白という成功の可能性が著しく低い”過程”を、生徒一丸で全力で阻止するのは少しズレている気がするんですよね(どうせ映研の人間が告白したところで振られるだろ的な)。
    なので告白を禁ずるというルール自体が、物語上のメタ的な進行装置として作用してしまっている不自然さを感じました。
    過激な魔女ファンクラブ(告白後玉砕した敗北者の会)が男子から魔女への接触を禁じている、ぐらいの方が良かったかなと思いました。狂信的な要素も加えられますし。

    作者からの返信

    一番好きな作品と言ってくださり、ありがとうございます。創作者としてやっぱり「好き」って言われるの本当にうれしいです

    実は魔女のキャラクター、ちゃんと定まり切ってないんですよね……。ベースは決まってるんですが、実のところ書き始めた当初は、最後まで発言すらしないだろうというキャラクターでした。憧れは憧れ、みたいな感じで。

    でもそれは違うだろうなって思って、今の感じにしたんですが、ツンしかでてないですね。しかも書くうちに内部的設定がおっしゃる通り増えてきて……数の関係もありましたが書ききれませんでしたね……やはり中編、長編化するべきか……。

    告白したら振られる→ マジでその通り
    たしかにファンクラブとして接触禁じてるほうがよかったのかも……? 

    参考になる意見ありがとうございます。
    主催者に叩きつける青春作品として、ブラッシュアップしていきます!