魔法少女の格好のまま異世界に放り出され、使える魔法は“料理を美味しくする”だけ――
完全に詰んだと思った星咲茉歩瑠が、その魔法に秘められた“仲間を強くする力”を見つけてしまう瞬間が最高に楽しい。
おにぎりでパワーアップ、焼き菓子でスピード強化、時には不思議食材でピンチを突破する“バフ飯”のアイデアが軽快で、戦えない魔法使いが料理で戦局を変えるというコンセプトが新鮮。
村長が茉歩瑠のおにぎり一つで魔物を一撃する場面は、この物語の方向性を一気に決定づける名シーン。
屋台を手に入れ、仲間と出会い、料理で世界を少しずつ変えていく旅路は、読んでいて自然と笑顔になる。
“攻撃魔法ゼロ”だからこそ輝く、ごはんで仲間を強くする異世界バフ飯ファンタジー。