吸血鬼令嬢ルチアの不器用な可愛さと、太陽みたいに明るい日葵ひまりの初対面の空気感がとても心地よい物語です。ひまりの自然体な優しさに、長い孤独を抱えてきたルチアが少しずつ心をほどかれていく瞬間が本当に愛おしい。血の香りを“音”で描く表現も印象的で、ふたりの距離が縮まるたびに胸がきゅっとなるような、やわらかい百合のときめきが詰まった一話でした。