登場人物一人ひとりが紡いだ旋律は、そっと流れてきた。
時には激しく、時には寂しく。
全員に共通しているのは、時の流れだけは同じであること。
前を向いていても、足踏みしても。
誰かの背中を追っていたり、実は追われている側だったり。
それぞれに夢があり、想いがある。
一見、なんでもないと思うことであっても、誰かから見たら大きな何かを抱えていることもある。
静かな日々を経ていくうちに、変わっていくモノは必ずある。
でも、変わらないモノもある。
何が大切なのか。
大切なモノの見つけ方。
それがどう紡がれて行くのか。
そんな、とてもささやかな、でも大切なことは何かを感じられた作品です。