大公の側近として権勢を振るっていたアルデア侯アレクサンデル。
そんな彼が突然失脚したところから始まる、謎と策謀のファンタジーです。
【食えない主人公】
地位を失い、周囲から人が離れ、命まで狙われるアレクサンデル。
それでも飄々としていて、相手の思惑を読みながら一枚上をいく姿が格好いい。
普段は冗談も多いだけに、ときおり見せる静かな怖さも印象に残ります。
【少しずつ繋がる謎】
『薔薇と蛇』の特装本、枯れた薔薇、そして過去の因縁。
最初は「これは何だろう?」と思っていたものが、少しずつ繋がっていくのが面白く、先が気になって読み進めてしまいます。
【心に残った言葉】
――行政長官の地位など、彼女を守るためなら百回でも捨ててやる。
女性関係は派手なのに、とても大切なあの人への想いだけはまっすぐ。そんなアレクサンデルの人柄がよく表れているようで、印象に残った言葉です。
謎の先に何が待っているのか。
アレクサンデルと一緒に真相を追ってみたい方へ、オススメの物語です。
寵臣であったアルデア侯アレクサンデル(イケオジ・40☆)は、彼を愛する主君・プトレメウス(見た目は若いけどイケオジ)によって、次期宰相のポストを解任されます。
それを起点に複雑な人間劇、洒脱な会話劇が派生していきます。
アレクサンデルは、何度も酷い目に遭うのですが、それを通してアレクサンデルの『哲学』がおおいに語られます。
アレクサンデルにとって、大切なものとは何か? 彼は何のために生き、何のためにどう戦い、何のために死ねるのか? そして見えてくるのは――アレクサンデルが、素敵なおじ様だということ――
是非、貴方もこの作品を読んで、アレクサンデルの魅力に気づいてくだされ! お薦めしま~す!(๑•̀◡•́)و✧
物理戦闘力はゼロ。武器は美貌と頭脳、そして淀みなく嘘を紡ぐ口先。
大公の寵臣だったアルデア侯アレクサンデル。役職を解かれた彼を待っていたのは、魔導師の襲撃、使用人の裏切り、決闘騒ぎ、そして一冊の本がもたらす新たな謎でした。穏やかな暮らしには戻れないまま、彼は秘められた思惑を追う旅へ踏み出します。
アレクサンデルは腕力で危機を突破する英雄ではありません。相手の思惑を読み、言葉で煙に巻き、大胆な策で道を切り開きます。深刻な危機の最中にも、堅物な神殿騎士らとの掛け合いや、予想外の突破方法が鮮やかな笑いを生みます。
一方、彼の去った宮廷でも新たな陰謀が動き始めます。離れた場所で進む二つの物語は、やがてどう絡み合うのか。嘘と策略、秘められた思惑、簡単には言葉にできない人物同士の関係が幾重にも重なる、大人のための華麗な宮廷冒険譚です。
オレニア大公国の行政長官であり、大公プトレメウスの友人で寵臣でもあったアレクサンデルが、突然その地位を罷免されることから幕を上げます。
まず惹かれたのは、キャラクターの二面性が強いところです。
アレクサンデルは、女好きでありながら奥さんのことを一途に愛しているなど、とても興味深い人物です。
「なんだこの人?」と感じさせながらも、彼なりに筋が通っていたりするので面白い。
また軽妙な会話は読んでいて楽しく、すんなりと物語世界に没入することができます。
多くを説明しすぎず謎や伏線が巧みに配置されているため、次の展開が気になりながら読み進めていました。
宮廷政治の人間ドラマに、ミステリーやサスペンスも絡み、あらゆる楽しみ方ができる本作。
ぜひ創造性豊かな作者様によるスリリングな物語をお楽しみください。
主人公はイケメンオジサマ、大貴族アルデア侯アレクサンデル。
君主(大公プトレメウス)の信頼が厚いと思っていたアレクサデルの、まさかの
行政長官職、失脚という驚きの出だしから物語は始まります。
国一の伊達男と呼ばれた齢四十歳。
彼と関係をもった女性は数、数多。男性陣からの恨みも同じく数多。
君主からの寵愛もなくなり、職の威光もなくなり…
けれどアレクサンデルの瞳は陰らない。
その瞳が追うのは彼の心を離さない女性達。
因みにそんな状況でも、軽口・屁理屈・減らず口も陰らない。
そこがまた最高に魅力。
戦闘力0にも関わらず、恨みと因縁と陰謀渦巻く彼の旅路をどう乗り切るのか!?
展開にわくわくいたします。
筆者様によると、おっさんがおっさんとおっさんのために冒険するお話とのことですが
同時に、常に美しい女性の影があり、愛が故に、愛が為の冒険でもあるように思います。
第14話まで読んだレビューです。ここから物語が一気にドライブする予感があるので、ここでいったんレビュー書きたく!
中世ヨーロッパ風世界を舞台としたファンタジーです。
本編のCagelingも、こちらも、大好きな作品です。この作品単体でも問題なく読めます。
とにかく文章が、外国文学のようにおしゃれで上品。WEB小説では珍しい格調高い文章です。皮肉のきいたやりとりも、ひとつのセリフに複数の意味を持たせるような仕掛けも、とても魅力的で読書の快感を味わえます。
また、キャラがすべて魅力的です。主人公、オレニア公国の行政長官を務めるアルデア侯アレクサンデルは女好きだけど愛妻家(!)。補佐する武官や文官も有能でかっこいいです。
美男で凄腕なのに女好きのためみんなにあしらわれている(愛されている)アルデア侯と、側近たちのやりとりがたまりません。
アルデア侯の主君であり親友である、オレニア大公プトレメウスとの、直接あんまり会わないのに伝わる信頼関係もよき!関係性萌えの方は必見です。
本編の魔法バトルもかっこいいですが、この作品のここまでの主眼は駆け引きと政争。読んでいてヒリヒリする感じがたまりません。
この後も楽しみに読ませていただきます。
(私にとって読めば絶対に満足できる大好きな本編『Cageling』もおすすめです!: https://kakuyomu.jp/works/822139840978941387 )
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図書カードもらえたら地元の本屋さん応援したいので【レビューコンテスト応募】入れさせて頂きます。
優雅で、聡明で、口を開けば容赦がない。
けれど決して隙のない完璧な人物ではなく、時に呆れるほど人間くさい。
アルデア侯アレクサンデルは、善人とも悪人とも言い切れない、実に面倒で魅力的なイケオジです。
冷徹さとユーモア、気品と俗っぽさ、余裕と危うさ。
女難の相が出ているのか、自業自得なのか。頭は切れるのに、思いもよらないところで振り回され、本人の言動がさらなる騒動を呼ぶことも。読んでいるこちらは笑いながら、いつの間にか彼の一挙一動から目を離せなくなっています。
陰謀劇としての緊張感がありながら、人物同士のやり取りには思わず笑ってしまう軽やかさもある。
シリアスと可笑しさが自然に同居しているところも、この作品の大きな魅力です。
優雅で、危険で、時々どうしようもない。
そんなイケオジの冒険を楽しみたい方におすすめです。
なお、この毒舌ぶりは、本編『Cageling 〜神聖アウロラ王国史〜』でも健在です。
アレクサンデルに振り回されたあとは、そのまま本編にも引きずり込まれてください(笑)
端正なお顔に、きらめく翠の瞳――
麗しのアルデア侯アレクサンデル閣下
Cageling 〜神聖アウロラ王国史〜でお見掛けして以来、閣下のファンでございます。閣下が主人公だなんて、これは夢でしょうか。
言葉足らずで筆不精な私が閣下のためにレビューを書くなんて恐れ多いことですが、どうしても閣下と、その生みの親である@SERIS-KO様を応援したく、筆を執りました。
「アルデア侯アレクサンデル=マルケルス・ミリウス・アルウァス=ネレスカ・デ・アルデア。本日付をもって、そなたを行政長官の職より罷免する——」
あれほどオレニア公からご寵愛をいただきながら、残酷にもその大公殿下より、あのようなお言葉をいただくことになり、お労しいお姿に胸が締め付けられました。
これまでおもねっていた者たちの、あの変わり身の早さと言ったら!
(許せん!)
けれど、それに屈しない閣下の御姿も、大変魅力的でございました。
身の回りの近しい方々からの、閣下の浮気の癖に対する、それとない助言を、右へ左へ華麗に受け流す気高さには、胸が震える思いです。
時折見せる、政治家としての冷徹なまでの勘の鋭さとセンス、知略の輝き!
これこそ、私の見込んだ閣下でございます。
嗚呼、愛があふれてしまいました。
けれど、閣下の愛してやまないオクタウィア様も、そっと見守るぐらいは、お許しになるでしょう。
まことに閣下にはもったいない――ゲフッ
あまり、ここでご披露いたしますと、閣下の秘めたる謀が世に知られ、ひいては、今後のご計略の障りになるやもしれません。
ここは自重し、すべては閣下とあのお方の掌の上であると、愚考するばかりでございます。
私は、ブルーライトの影から、そっと見守っております。
閣下の生みの親さま、@SERIS-KO様が更新なさるのを、いまかいまかと待ち遠しい日々でございます
暑い日が続きます。
ご自愛くださいますよう、ご活躍をお祈りしております。
更新を待つ読者より