妖怪さんと人間さん
タン=サン=フル
第1話 妖怪さんと人間さん
私は昔から見える。何がとは言わないでもわかるだろうがあえて言おう。私には人には見えない人ならざるモノが見えるのだ。
「やっと仕事終わったぁ…。今日はもう寝よう。」
1日の疲れを感じながら家に着き戸を開け、リビングまで歩いて行く。あまりの疲れの所為か幻聴まで聞こえてくる始末。ん?幻聴?
ムシャ…ムシャ…
リビングから物を貪る音が聞こえて来て思わず背筋が凍る。今の今まで誰も居なかったはずがリビングから物音が聞こえるのだ当然と言えば当然だろう。
覚悟を決めリビングの扉に手を掛け、開けてるみる
ガチャリ…
そこにはやはりと言うべきかなんと言うべきか案の定、人ならざるモノが居た。
“コンバンワ、失礼シテイマス“
「あっ…こんばんは…」
あっ…言葉通じるタイプなんだ。じゃなくて!こんなんどうやって追い出せばいいのー!!?
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