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    パレスチナ、イスラエルに限らずですが、上空から眺める俯瞰的な人々の意思に振り回されて命を落とす人たちを思うと気が滅入ります。今の時代、自分たちもいつまでも他人事ではいられないかもしれない。

    マリアムがリームに多めに食べさせる場面。犬にマーガリンを分け与える場面。
    教えに反した行為をしてでも子供を生かす選択をしたファティーマ。
    健気に咲く花を、せめて少しでも多くの人の慰めになるよういたわるマリアムの思い。
    希望を歌うリーム。そのそばで決意するマリアム。

    悲劇の羅列ではなく、「人間性」や「希望」を描写されているのが印象的でした。
    彼女たちの未来が明るいことを願いたいです。

    作者からの返信

    K.Kさん、感想をありがとうございます。

    心に引っかかっていた問題でしたので、なかなか知識も不十分な中で、書けるだけ書いておきました。この小説は、私の中では「人間賛歌」なのですね。どれだけ困難な中でも、人間はがんばれる、という事を書いておきたかったのです。

    余り読まれていない作品を読んでくださって本当にありがとうございました。