伝承によると、この島には『神様』がいるらしい。なんでも、五年に一度若い娘をその神様に差し出す事によって、彼は海に豊穣を齎してくれるとか。そして、役目を終えた娘は不思議な傷をもったまま帰ってくるという。
……だが、気を付けるべき事もある。それは、あくまで彼が『神様』である事。人間の常識がどこまで通用するかは分からない。もし彼を拒絶してしまったら? もし完全に呑み込まれてしまったら? その時、どうなるかは誰にも分からない。
……おや。どうやら丁度、この島でその祭りがこれから行われるようだ。取材も来てることだし、勇気があるならば首を突っ込んでみるのも一興……かもしれないね。
涼は、男勝りで純粋で仕事熱心。
だけど……やっぱり女の子で!
(めちゃくちゃ大好物です)
とある島の奇祭(けっこうな奇祭)の取材に訪れたけど……そこは女人禁制で!
しかもめちゃ厳しく女人お断りです。
そこから物語はドキドキの展開に。
舞見様の繊細で詩的な文章が心地良く、スルスルと心に響きます。
情景も既に頭の中に思い起こされ……むしろ、みんな拐われたいのじゃないでしょうか……?素敵すぎる。
まだ序盤なので、これからの展開が楽しみです。
ホラーといっても、美しいので、安心して全人類読めると思います!
そして、作者の舞見様のレパートリーの多さにただただ感服いたします……。
美しい文章、繊細でエモーショナルな心情描写がお好きな方!展開にドキドキ、ワクワクしたい方!
オススメです!