いわゆる二人称小説です。さまざまな設定が施されているだろう神格鑑定局(※自分は設定は軽くしか読んでいない読者です)を題材にしているのに、あえて派手なアクションやホラーにせず、淡々と読者に神格鑑定局員の体験をさせる。筆力の高さ故か、不思議と退屈にならず、しんとした空気の中、監視されながらただ繰り返し同じ日常を、作業を行っている感覚に囚われる。お勧めです。