猫に変身した状態でうっかり遭遇した魔術師様に首輪をつけられ、外してもらうために猫の姿になってその人のところに通って――なんて、あらすじだけでワクワクしませんか。
大の魔法オタクで魔術師に憧れていたものの才能に恵まれず、魔法員として働くミネルヴァ。無愛想で融通が効かないことから「ハズレの氷姫」と呼ばれ、魔術師たちから避けられていることに悩む日々。
そんな彼女が唯一使える魔法が「猫になる魔法」。
ある日猫の姿でいたところ、大の苦手としている天才魔術師・ダリアスと遭遇し、彼に首輪をつけられてしまって!?
そんな出会いから始まるミネルヴァとダリアスの両片思いが堪能できる本作。ヒロインはひたむきで可愛いし、ダリアスはイジワルだけど優しいし、なんだか不穏な奴もいるし……!?
徐々に縮まる距離、不安から気持ちを伝えられない焦ったさ、そして恋路を阻む障害。恋愛小説に欲しい要素がギュッと詰まっていて、それでいてテンポが良く、飽きることなく最後まで楽しめる作品です。健全なはずなのにドキドキ(ゾクゾク)してしまう描写もぜひ楽しんでください(笑)
桃野様の作品の良いところは文章から鮮やかにそのシーンがまるで映像のように浮かぶ……ということが上げられると思います。
映像が浮かぶ物語は没入感も深く、文章が難しすぎても簡単すぎても映像は結ばれないと思うのでその筆力が素晴らしいということだと思います。
桃野様の作品はどれもそうですが、キャラクター造形が特に浮かびやすいので親しみが持てます。
今回の『イジワルな天才魔術師は、猫になったハズレの氷姫を膝の上で愛でる。』はヒーローのダリアスの格好良さ、ヒロインのミネルヴァの可愛さが際立っていてハラハラする展開でないところも二人の関係を眺めているだけで幸せになります。
そしてロマンスファンタジーと思えないくらいの悪役が出るところも桃野節!
とにかく読み始めると大概最後まで止まらなくなるので未読の方はぜひご一読下さい♡
読んで損はさせません!
とにかく猫かわいいな!! とダリアス様と一緒にミネルヴァを愛でましょう!!(笑)
周囲から『ハズレの氷姫』と呼ばれていた主人公ミネルヴァ。
とっても頑張り屋なのにうまくいかず、その葛藤に胸が苦しくなりますが、『猫になれる魔法』が彼女を救ってくれる大切なカギになります。
そしてそのカギを拾うのがイジワルな天才魔術師ダリアス。
ミネルヴァにとってはイジワルにしか見えないやり取りだけど、その裏に隠された深い愛情を知っているこっちはもう悶えるしかないです(笑)
これが小説を読んでる側の特権というものですね!
ダリアスの愛情に心が少しずつ溶かされていく過程も、変わろうと必死に頑張る姿も、魔法を諦めない強さも、どれも愛おしく映るミネルヴァが、このお話の一番の見どころです!
モダモダ甘々なお話にときめきたい方、ぜひ読んでみて下さい!
悶えて次々とページをめくってしまいますよ!✨️✨️
天才魔術師のダリアスに見出されたミネルヴァが、才能を花開かせていく甘いサクセスストーリー。両片想いもにもだもだするけと、それがまたたまらん。
『ハズレの氷姫』と揶揄されるミネルヴァは、感情が表に出にくい女の子。負の感情で一杯になったら猫になって逃げ込む場所があったけれど、そこで猫としてダリアスと出会います。それが実はただの偶然ではなく、ミネルヴァの表情にも理由がありました。そのあたりが深くて面白いところでした。
氷を溶かすのはいつだってヒーローなのです。
猫の正体に気づいているダリアスと、気づかれたくなくて猫らしくしているミネルヴァとの攻防戦も可愛くて、読んでいると顔に締まりがなくなります。
ふたりが思い合っている気持ちを伝えるには、障害があってすれ違いそうになるけれど、そこをミネルヴァが頑張るところ、ピンチにダリアスが駆けつけるところ、胸熱です。
もちろん、きゅんきゅんが止まらないハッピーエンド。ちょいイジワルなヒーローの極上の溺愛を楽しめます。ぜひ。
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