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  • オノマトペへの応援コメント

    私の企画の方に応募していただき、ありがとうございます。

    基本的に、応募いただいた作品は、『修辞法(文章力)』『キャラクター』『ストーリー』『世界観』『総評、他コメント』の四観点+総評、で感想を書いているのですが…。

    なるほど…。

    かなり実験的な作品ですので、少し違う視点から感想を記述させていただきますね(笑)。

    広く言ってしまえば、あえて状況を詳しく説明しないことで、読み手に想像の余地を与える。詩的な面を持ったホラーですね。

    そして、本作で特筆すべきは、そんな少ない説明の大部分をオノマトペに任せている点でしょう。

    ホラーゲームというのは、高解像度の作品よりも、低解像度の、画質の粗い作品の方が、怖さを感じることがあるようです。

    低解像度であるが故に、脳が細部を想像で補おうとしてしまい、結果怖くなるのだとか。

    上記が本当に有意性のある現象かは怪しいかもしれないですが、まさしく本作も、そんな作品と言えるでしょう。

    自然界の音を、人間がノドで模倣し、さらにそれを表音文字で紙面に落とした、書き言葉でのオノマトペ。

    この低解像さが、いやが応にも想像を引き出させます。

    何より、私のような音声学徒は、オノマトペというのが大好物も大好物です。

    最初は、ドラララ…、と最初の一音を除いて、全てが「ラ」で構成されています。

    ラ行というのは、音声学、日本語音韻論的には「日本語で最も、クリアーな、透明感を持って聞こえる音」として知られています。(理屈を話すと長くなってしまうんですけどね〜)

    それが、だんだんと、有声阻害音(濁音のこと)の割合が多くなり、一つ一つのオノマトペも、連続的でなく断続的になり…。

    なんだか、このジューサー自身が、苦しそうになっていきます。

    それまでなんの不具合もなく、調子良さそうに動いていたジューサーが、ちょっとずつ鈍くなるのも、普通逆な感じがします。(私は周りにジューサーとかはないので、エアプですが)

    ジューサーの動き具合に、なんらかの心情が表象されていそうなのが、面白いですね。

    そして、最後の一文。

    この一文が、一気に物語の世界を広げていきますね。

    “「お母さん」と発話する”と、“「お母さん」と呼びかけられる誰か”という、二人の人物が、一度に突然現れるからです。

    なんだかいかにも物騒そうなことをしている人物が、「お母さん」という言葉を使うところにも、不気味なギャップがあります。

    しかし、タグの方に「ホラー」と書いてあるので今、ホラー的な読解ができましたが、この本文だけを見せられたら、これはどういう作品なんだ?と考える時間が、一瞬できてしまいそうな感があります。

    真っ先にホラー的な解釈をしてほしいのだけど、そこまでに変な認知負荷が読み手に一瞬でもかかってしまいそうなところは、難しい部分ですね。

    あらためて、ご応募ありがとうございました!ユニークで、面白かったです。

    (たくさんの作品を焦って捌いているので、もしかしたら適当になっている部分があるかもしれないです〜💦ゴメンナサイ!

    細かく確認したいこと等ございましたら、ぜひぜひお気軽にお尋ねくださいませ!)

    作者からの返信

    企画運営お疲れ様です!マジで神すぎる感想ありがとうございました!!!✨
    ガチ分析、読んでて「うわ、すっげえ!」って鳥肌立ちました!「ラ行のクリアな響き」から「濁音(有声阻害音って言うんですね!)の断続音」に変わることで、ジューサーが苦しんでる感情が表されてるって言われて、自分が感覚で選んだ音がそんな風につながってたんだってマジで感動してます!脳汁ドバドバです!!!

  • オノマトペへの応援コメント

    毎日投稿とかしてて忙しいと思うんですけど前みたいに長編書いてほしいです!

    作者からの返信

    アイデアが出てこないのじゃ〜〜
    おらにアイデアを分けてケロ〜〜〜