とても優しい気持ちになれる作品だと感じました。
特に印象に残ったのは、怖い話で終わらせず、子どもの記憶と家族の愛情へしっかりと大地を踏み締めるかの如く着地させているところです。
「おばあちゃん、孫の前だからって若く見せたかったのかな?」というお母さんの一言がとっても素敵です。
敢えて真相を説明しすぎず、「本当に会えたのかもしれない」と読者に想像の余地を残してくれています。
児童文学は説教くさくなると魅力が薄れます。
子供向けの道徳的な作品の魅力が少ないのは、説教臭いから、私はそう思います。
でも、この作品は自然に「家族はつながっている」「思い出は受け継がれる」というテーマを伝えてくれます。
説教臭くはありません。
とっても魅力的です。
とても好きな作品です。
【レビューコンテスト応募】させてください。