不運続きの高校生・狛世が、犬神使いの同級生・都月と出会うことで日常が一変。悪い妖が憑いていると告げられ、浄化のはずが“妖が視える体質”になってしまう展開はコミカルでテンポが良いです。都月の相棒・犬神の鈴丸との掛け合いも楽しく、ギャグとちょっとしたホラーが絶妙に混ざり合う現代ファンタジー。視えるようになったことで狛世の周囲に潜む妖の気配が物語にスリルを添え、友情と微かな恋の気配が青春らしい温度を生み出しています。犬好きにはたまらない、軽快で親しみやすい退魔ストーリーです。
「犬も歩けば棒に当たる。いや…妖に当たる?」の一行で、この作品の呼吸が全部分かります。ことわざの二つの意味から入って怪異へ滑り込む導入が鮮やかで、和風の湿度を出しながら重くならない。不運続きの一日を自虐で処理していく狛世のテンションも良くて、轢かれかけた直後に犬が喋っても、ちゃんと笑いとして着地します。怖さと軽さの配合が、ずっと気持ちいい作品でした。
ドタバタコメディの中にちょっぴりホラーのスパイスが効いている作品です。一番特徴的なのは「退魔犬術」というわんちゃんを使役して悪霊を退治すること。コミカルかつキュートですわんちゃん好きの方に特にオススメ!
コメディとバトルのシリアスの緩急が素晴らしい序盤はそこまでホラーという感が強いというよりは単におもろいホラー苦手な人でも普通に読める面白さがある
私ホラー苦手なんですけど、シリアスなバトルと微笑ましい日常を楽しめます!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(238文字)
主人公の狛世ちゃんがとにかく明るくパワフルで魅力的!周りを巻き込み、時に巻き込まれながら怪異に立ち向かいます。退魔師である相棒ポジションの柴上くんとのやりとりが特に面白くてクセになります。テンポが良くて笑いどころ満載なのに実は怖い。てもこの登場人物達のおかげで不思議と怖くない。ホラーが苦手な方でも楽しく読める作品だと思います。続きも楽しみです!
私自身、結構ホラーが苦手なんですが、この作品は、意外と読めたんですよ。きっと、主人公のお陰なんです。ホラーが苦手でも、気軽に読める1作です!
主人公の狛世ちゃんの、炸裂するエネルギーとコミカルな動きが最高。美少女ヒロインかと思いきや…の顔芸が目に浮かぶ文章力も流石です!頼りになるのに覇気のない相棒の都月くん、ガチ美少女なのにテンションおかしい夢乃ちゃん、そしてツッコミ上手な犬神の鈴丸。みんな魅力的でどこか残念な(褒め言葉!)登場人物から、目が離せません。コミック化しても絶対映えると思う!
少々シンボル化した名称が多くて気になるけど、分かりやすくていいんじゃないかなと思う。この先期待してます。
犬好きに贈る妖は…やっぱりいぬがみ!ちょっぴりホラーではありますが、これくらいは妖のお話では常識の範囲内!(笑)テンポの良いコメディタッチで描かれている上、主人公の狛世ちゃんがパワフルに立ち回っているのでとっても楽しく読めます♪個人的にはほわんほわんしている狛世のお父さんがかわいくて好きです♡
※ネタバレ避けてレビューします明るく元気な雰囲気の主人公をライトな文体でコミカルに描いており、楽しみながらサクサクと読み進められました。レビュー段階でまだまだ話数は少ないですが、サンデーあたりで連載されていそうな少年漫画の新作を読んでいるような感覚になりました。続きも期待しています。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(480文字)
不運続きの主人公と、無愛想だけど頼れる退魔師。そこへ毒舌な柴犬まで加わって、テンポ良く物語が進みます。笑える場面と少しゾッとする場面の切り替えが心地よく、気付けば次の話を読んでいました。狛世が少しずつ成長していく姿も応援したくなりました。