「夜録課」というネーミングのセンス、そして「事件にならないものを、なかったことにもできないから警察の記録として整える」という目的の設定が抜群に秀逸です。派手な異能バトルにするのではなく、あくまで行政や日常の延長線上で怪異をマニュアル化して管理しようとする「お役所仕事としての冷徹さ」が、かえって世界観のリアリティと不気味さを跳ね上げています。