外界から隔離されたタロン公国の末娘エミーリエは、「禍(わざわい)を呼ぶ」というお告げにより、12年もの間、幽閉されて生きてきた。
17歳になったエミーリエは外に出たいと願い、侍女の協力のもと飛び出した。だが、その先で男たちに連れ去られ、気づけば大国カーライル王国にたどり着いていた。
暗い過去を背負う第二王子パヴェルと、タロン公国の秘密を抱えるエミーリエが出会い、互いに惹かれるも、様々な問題が二人の前に立ちはだかる。
エミーリエが耳にする少年の声は誰なのか。エミーリエの身に起きる不思議な現象は?
西洋・異世界ロマンスです。
エミーリエ視点とパヴェル視点が交互に描かれていくため、両片思いのじれったさについつい瞬きも忘れて読み進めてしまいました。ダンスの場面、サムエル事件のパヴェルの態度には、にやっと笑ってしまったほどです。
もしエミーリエがただのか弱い子なら、読んで苛立ったかもしれませんが、言うときはしっかりと言う子だから、がんばれと応援したくなるのです。
あの穏やかな第一王子ルドーヴィクはどうなるの? パヴェルの腹心である女騎士シャールカとその双子の兄カレルは? タロン公国の秘密はこの先どうなっていくの?
いつもは完結まで読み終えてからレビューを書くのですが、今回はあえて途中で書かせていただきました。
先の展開を楽しみにしています!
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