言葉選びがすごく素敵で、読み始めてすぐに「いいなぁ」と思い、「いいなぁ」と思いながら読み終わりました。好き。
なんと言語化したらいいのかわからないのですが、独特で、雰囲気があって、時に明け透け。そんな、作者様が共有してくださる「マイワールド」にどっぷり浸かることができて、とても心地よかったです。自分にはない語感センスは変化球のようでありながら奇をてらった感じはなくて、的確で、しっくりきて、素敵で、切れ味があって。作品全体が詩のようでもあって、物語のもつ深みをより深く、魅力的に届けてくれたように思います。
「私」のヨウちゃんに対する好きがどんな好きなのか。恋愛的な好きは恋愛的な好きとして認識しつつ、同時に、一番好きなのはヨウちゃんってとこに落ち着くのがすごく良かったです。「言語化もままならない感情」がちゃんとそこにあって、ニュアンスの端っこをきちんとつかんでいる感じがありました。
光は照らすだけ。縛りつけたりしない。触れてるしぶつかってるけど、触れてないしぶつかってない。その中では小さな太陽は大きく輝いているし、黒色は金色だし、ダンクシュート。
縛りつけられているのは、照らす側なのかなって思いました。
歩く「私」と駆けるヨウちゃん。時間が経つほどに遠く離れていって、そもそもバラバラの道で、もう小学生でもなくて。しんどいですね。
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