天然で鈍感な妹・撫子と政敵である貴公子・重篤の恋に巻き込まれたシゴデキ内大臣・有明行伊の苦労の日々が綴られているのですが、これがまあ、面白い!絢爛豪華な平安風世界観なのに、物語のテンションが軽くて高いんです!この勢いに押されて、サクサク読み進めてしまいます。個性豊かな愛すべき登場人物たちが笑わせてくれて、毎話満足度満点です!とにかく多くの人に読んでもらいたい、おすすめの一作です!
怨霊に取り憑かれた(※腰痛)関白が語り手の内大臣・有明行伊に、息子の重篤と行伊の妹・撫子の縁談を提案する。そうしないと怨霊に取り殺されてしまうらしい(※腰痛)、平安時代らしい考え方と文化、源氏物語で暇そうな頭中将は実はハードワークだったという時代考証などを、作者のもも様らしいポップさで描写されております。果たして撫子を想い重篤な重篤は撫子を振り向かせられるのか、先が気になります。