科学技術が進歩して高齢者の生存寿命が延長した。それだけで言えばリアルでは喜ばしいことだ。
だが、それを支える若者世代から見ればどうか?認知症や介護でのキャリア喪失、再雇用の難しさ。社会保障費の増大。苦しいから若者の方が死を選びたくなる。
役所も生活保護などの申請をしようとしても若いのだから働けるのでしょう。仕事を選ばなければいけるはずですと、言う。
じゃあ、介護の費用を何とかしてくれと言ってもそれは個人のことですからと嘯く。
社会保障費が支払えなければ税金滞納として扱われすべてを持っていく。
そんな今だからこそ、考え出された『人生80歳完遂法』。
システマティックに人生を完遂するという行為。介護する若者からすれば非常に助かる。
一方、介護されると信じていた高齢者は迷惑をかけるぐらいならと思う人もいれば、まだ死にたくないと思う人も居るかもしれない。
これはそんなはた目にはイカレテいると言われるような法案が通過した世界の物語
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