作者さまの深いSF愛を感じる本格SF作品です!
本格的なSF設定が数多く登場しますが、それらは単なる知識の披露ではなく、この世界で生きる人々の日常として自然に描かれています。
そして何より印象的なのは、血の通ったキャラクターたちです。
主人公ケンジとAIのガイアのやり取りは時にコミカルで、時に家族のような温かさがあります。高度なAIでありながらどこか不器用なガイアと、アナログを愛する男ケンジの関係性は、まさに“バディ”と呼ぶに相応しい格好良さがあり、思わず熱くなりました。
最先端技術に囲まれた世界でありながら、人の手や感覚、そして人と人との繋がりが大切に描かれているのも本作の魅力です。未来を描きながらも、その根底には変わることのない人間らしさが息づいています。
SFが好きな方はもちろん、「SFは少し難しそう」と敬遠している方にもぜひ読んでいただきたい作品です。魅力的なキャラクターたちが、きっとあなたを壮大な宇宙の物語へ引き込んでくれると思います。
おすすめです!