執筆初心者のお嬢様が、優秀な?じいやに協力してもらいながら小説を書いていくお話です。物語の中では、AIを利用するうえで起こり得る問題やトラブルについて、初心者にもわかりやすく解説されています。難しいテーマを扱いながらも堅苦しさはなく、お嬢様とじいやのやり取りを楽しみながら自然とAIについて知ることができるのが、この作品の大きな魅力だと思います!普段AIを利用している方はもちろん、AIをあまり使わない方でも、一つの読み物として十分楽しめる作品です!
最後まで楽しく読ませていただきました。AIを「じいや」に例えて、ものすごく優秀なのか、それともポンコツなのかいまいち分からない存在として書いているのが、最後までとても面白かったです。私自身、AIを創作に使っていて、結局作品の質を維持するためには作者自身が作品に向き合うしかない、というのは強く実感しています。その辺りを、お嬢さまとじいやの掛け合いによるエッセイとして最後まで形にしていることに、とてもセンスを感じました。
伏線をバレバレにするなど推敲の時のAIのふるまいの描き方が極めて的確でありながらも表現が硬くなく、読むと笑いと感心が同時に訪れます。
13歳にして「あの頃のわたくしは若かったですわ」と1年前を振り返るゆきゆきお嬢様のキャラが強烈で最高に可愛らしいです!ただのコメディかと思いきや、物語の途中で「AIへのペルソナ付与」というガチのプロンプトエンジニアリング解説ゆきが挟まる構成のギャップが非常にスマート。お嬢様に「プロの作家」と思い込まされ、すっかりチョロくノリノリになったじいやとの掛け合いのテンポの良さに、終始クスッとさせられました。