聖杯を手にし、数百年を生きる「騎士王」パルジファル。
魔物に襲われた村で彼が救ったのは、幼いエブリとルナという二人の子供でした。
ところが、この二人がただの孤児ではない。
特にエブリは、子供とは思えないほどの剣技を持ち、その師匠は「旅をする白髪の女性」だという。
しかもその女性は、かつてパルジファルたちも一目置く剣士・レイアを上回り、さらに聖杯守護騎士団でも特別な「神光の型」を使っていたらしい。
子供たちを拾ったことから始まった物語が、いつの間にか「その師匠は何者なのか?」という大きな謎へ繋がっていくのが面白いです。
騎士王と二人の子供という家族の物語でありながら、聖杯や闇の勢力、謎の剣士まで絡んでくる王道ファンタジー。
この二人に剣を教えた人物が何者なのか――そこが気になって、先を読みたくなる作品です。