四年の時を経て再会した「送り犬」と千春の、どこかズレていて温かい関係性が非常に魅力的な作品です。怪異としての山の不気味さや伝奇的なワクワク感を漂わせつつも、送り犬の持つ「犬特有の律儀さと可愛らしさ」が物語を優しく包み込んでおり、一気に引き込まれました。
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犬の頃の習慣がそのまま残った送り犬の無垢な言動が愛らしく、人化したことで生まれる千春の戸惑いとときめきがとても魅力的でした。