英雄譚の再取材という切り口がとても魅力的です。冒頭から「語られた歴史」と「本当の記録」の対立軸が明確で、一気に物語へ引き込まれました。ルゥナの「嘘が書けない」という性質も物語の核として強く機能しています。ガッシュとの攻防はユーモアがありつつ、その裏に隠された重みが少しずつ滲み出ていて見事でした。第三話の戦闘で伝説と現実の食い違いが読者にも実感でき、真実を追う旅への期待が大きく膨らみます。続きを読みたくなる導入でした。