表題の通りなので全力レビューさせていただく。
一言で言うなら、完成度が非常に高く臨場感ある物語。現在、最新話である4話目まで拝読したが今後もっと人気になること間違いなしであろうという確信めいた予感がある。
まず、記念すべき1話目だが『色憑き』の用語が出た瞬間がっつり世界観に引き込まれた。冒頭からのわずかな描写の間でも口調分けができてキャラが引き立っている。また最後の一文が続きを渇望させてやまない着火剤になっていて大変良い。
ただ、一個人の意見として聞いてほしいのだが「空」という人名の漢字は『固有名詞の空』と被るので最初のうちは少々読みづらく感じた。もしかしたら伏線なのかもしれない。
続いて2話目、戦闘メイン回の序盤で衝撃的なことが起こった。某魔法少女アニメ第3話もびっくりの急展開である。
その後のパルスとトキの掛け合いから日頃の生活感が伺え、ファンタジーとしての奥行きを感じた。戦闘シーンの描写もくどくならない絶妙な塩梅で同じ物書きとして見習いたく思う。
次に3話目、二話目の終盤にかけてのドキドキした臨場感が地続きになっている。シーンの流れを殺さずに読み手の高揚感を煽ることに長けていて、お見事と言うしかない。戦闘中でもキャラの掛け合いがテンポ良く、カノンの『クソッタレ』というワードセンスに痺れた。個人的に、彼が咄嗟に出た『は?きも』の言葉がツボにハマった。
最後に4話目、相変わらず口汚いカノンのセリフが光っている。緩急の付け方が上手く、更なる謎を呼ぶ展開が今後の物語の動きを期待させる。
総合的にまとめると、しっかりした世界観の上にキャラクターが伸び伸びと動き回り、物語が生きているという印象を受けた。
以上、全力応援レビューでした。少々上から目線にも思える物言いになってしまって申し訳なく思いますが、ご執筆の励みになれば幸いです。この作品に出会えたことを感謝しまして、更なるご活躍を願うばかりであります。