不思議なカフェを舞台に、個性的な二人の人外店員が、それぞれ悩みを抱えた人々を迎えるシリーズ作品です。
ぶっきらぼうで「接客しているようでしていない」二人のやり取りも魅力の一つですが、それ以上に、店内の空気や雰囲気の描写がとても丁寧で、まるで自分もそのカフェで一息ついているような気分になれます。
日常の悩みにそっと寄り添いながら、不思議な一杯が心の奥にある本当の気持ちを映し出してくれる。読み終えたあとに、少し心が軽くなるような、そんな優しい作品です。
六杯目まで読んできましたが、今回もシリーズらしい魅力がしっかり感じられました。次はどんな迷えるお客さんが訪れるのか、続きを楽しみにしています。