誰かの記憶 Ⅰ




 繰り返す日々。巡り廻る時間。終わらない明日。

 愛するがゆえに私はそれをやめられず、けれど愛するがゆえに手放したい。

 それは私にとって確かな愛の証明であり────私が、私をやめるという、こと。



 「あいしてる」



 「愛してるよ、■■。大好き─────」


 「だから、ねえ、あなた」


 「ぜったいに、今よりも、■■を幸せにして」





 


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