「嘘を現実にする」という能力を恐れた領主に殺されかけ、その領主と入れ替わることで生き延びる。それが原因で、今度は、かつての幼馴染たちから、自分を苦しめてきた領主本人として憎まれてしまう。この構造がとても面白いです。中身がウルスだと伝えられないまま、旧領主の行いが残した憎しみを引き受け、それでも領民へ反撃せずに信用を取り戻そうとする姿が印象に残りました。