どの数字が何色?


 色字共感覚における字と色の関連は、基本的に個人で独立したものらしい。

 ある文字が何色に見えるのかは、共感覚者同士でも共通していないということだ。


 そこで私の色の海を共有するにあたり、私にとって数字が何色なのかを書いておこうと思う。



0:

隣り合う数字に影響されやすいが、基本的に白か黒か透明。つるりとした手触りで冷んやりしている。氷に近い。


1:

これも隣り合う数字に影響されやすい。赤か黒か白。硬くて軽い。プラスチックに似ている。


2:

淡い黄色、あるいは淡い桃色。ふわふわでぽろぽろ。固茹で卵の黄身や桜でんぶのような感じ。


3:

マットな感触の青色。私は青色が好きなので、数字の3がとても好き。


4:

柔らかな若草色。隣り合う数字によって濃さがかなり変化する。良い匂いがする。


5:

オレンジもしくはオレンジに近い茶色。柔らかいがふわふわではなく、表面に張りがあってマットな質感。


6:

3よりも濃い青色。濃いというより黒っぽい、かも。紺色かな? 柔らかいが重みがある。


7:鮮やかな黄色。2よりもビビッドで艶がある。プラスチックのような質感、もしくは柑橘系の葉や皮に似ている。


8:

5よりも深いオレンジ、もしくは茶色。土や木の幹に似ていて、硬いが生きている感じ。


9:

藤色。濃さはまちまち。さらっとしている。



 ざっとこんなところだろうか。



 ちなみに2桁の数字になるとどうなるかというと、そのまま隣り合う数字同士の色が混ざることもあれば、頭の中で因数分解された数字が影響してきたりもする。


 例えば13は、1の白と3の青で白青のボーダーになる。17も分かりやすく白と黄色だ。


 ところがどっこい、12なんかは非常にややこしい。

 ぱっと見ると苺ミルクのような白っぽいピンクなのだが、これを3×4と認識するや否や青緑に変化する。2×6と認識するとピンクと紺色に見える。


 14もそれに近い。明るい黄緑色なのだが、1要素が殆ど見えない。これは恐らく2×7(黄色)と認識した上で14の4(若草色)が強く影響し、黄緑色に見えているのだと思う。



 隣り合う数字の色が干渉したりしなかったりするために、桁数や組み合わせが増えるほど何色に見えるのか予想できなくなる。


 頭の中で「多分こんな色かな?」と想像しても、実際に数字を見ると「思ったより赤が強いな……」とか「思ったよりチクチクしてるな!」ということがままある。


 わくわくするのが、誰かの誕生日を教えてもらう時だ。

「この人の誕生日、落ち着いた色味で良いなあ」とか「すごいカラフル! 楽しい!」とか、色ガチャみたいで面白い。



 ちなみに本日6月17日は、夜空の色とそこに浮かぶ月の色だ。

 今日がお誕生日の人、おめでとうございます。ゴッホの星月夜の左上辺りの色合いです。綺麗だね。



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