冒頭の「結論から言う。私は推しのために死んだ」という潔い敗北宣言から、読者を一気に作品のグルーヴ感に巻き込むパワーがあります。
キャバクラでの営業スマイルの裏で「あっくんのアクスタ千五百個分」と脳内変換する狂気的なスピード感が抜群に面白く、タイトルにある「推し活システム」がこのあとどう機能するのか、期待値が跳ね上がる素晴らしい第1話です。
限界オタクの思考回路の解像度が異常に高い
「タクシー代3千円でトレカが何枚買えるか」「推しは私の電源であり燃料」など、オタクなら思わず「わかる……」と首がもげるほど共感してしまうキラーフレーズが満載です。
キャバクラの労働を「尊い活動」と言い切る精神性の逞しさに、主人公への愛着が一瞬で湧いてきます。