転生した主人公・正樹くんの「ヒロインたちを助ける」という目的がはっきりしており、過酷な運命に不器用に立ち向かう彼に、深く感情移入して読める作品です。
また、主人公の熱い物語と並行して、ヒロインの情景描写などが非常に丁寧で、主人公の視点とは別で、登場キャラクターたちが織りなす魅力的な群像劇としても楽しめる構成になっています。
今後、正樹くんがどのようにヒロインたちに関わり、運命に立ち向かっていくのか、先の展開が気になります。
まだ序盤のみの読了ですが、真っ直ぐな主人公に感情移入したい方や、緻密に描かれる奥深いラブコメ群像劇を楽しみたい方に、ぜひおすすめしたいです!
結末を知っていることよりも、目の前で傷ついている誰かを放っておけないこと。その真っ直ぐな優しさに、主人公の魅力が詰まっています。
憧れていた人物を遠くから眺めるのではなく、一人の人間として隣に立とうとする姿勢が温かい。恋を奪うのではなく、まず友達として手を差し伸べる距離感にも好感が持てました。
軽快な掛け合いに頬を緩めながら、少しずつ本来の物語から外れていく展開には確かな高揚感があります。
救われなかったヒロインたちの未来と、物語に救われた主人公自身の人生。その両方がどのように書き換えられていくのか、続きを見届けたくなるラブコメです。
更新楽しみにしています。物語が進めばレビューも変えられたらなと思っています。