何よりまず、Twitterで本作のキャラクターたちをイラストで拝見していた身として、小説として物語を読めることが本当に嬉しいです。
孤高を気取る魔王のもとへ突然現れた、異世界を渡るメイド・ミヤビ。
料理上手で家事も万能。それでいて、誰も訪れない魔城で一人暮らしをしていた魔王と、遠慮なく話しかけ、出された料理を幸せそうに頬張るミヤビの掛け合いがとても楽しい作品です。
世界の創造や異世界転移といった壮大な設定が語られる一方で、物語の中心にあるのは、料理と何気ない会話に彩られた穏やかな時間。
静かだった魔王城の食卓が、少しずつ賑やかになっていく。
孤独に慣れてしまった魔王の心が、ミヤビとの暮らしによってどのように変わっていくのか。これからがとても楽しみです。
ぜひ多くの方に読んでいただきたい作品です!