このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(105文字)
ゾッとするほど美しい、完璧な階層型ホラー。「死体が腐らない」という静かな狂気から、世界の「展示終了」、そして最終的に視線が画面の前の「私」へと反転するラストの切れ味が凄まじい。安全圏から物語を消費していたはずの自分が、一瞬にして一番底辺の「覗き魔」として見下ろされている恐怖。極上のホラーをいただきました。