しょうもない時間

俺は結局、大学のたわいもない友達(田中)とクソみたいな居酒屋に来ていた。

「深海今何やってるの?」

「え?」

「仕事辞めたんでしょ」

「キャバクラのボーイ」

「はあ?」

田中はまぁまぁイケメンで腹がたつTシャツを着ていた。

髪の毛はギリギリオカッパじゃないくらいの感じだった。意味わかんな。ってずっと思ってたけど言わなかった。

「まじで」

「しかも水着」

「どおしたのお前?!そんなタイプじゃないでしょ」

「なんかなあ、でも俺ねえ」

ちょっと、思った。

「今さ楽しい。」

前よりなんか上からいける。(勘違い)

「ええ。お前…」

「親父がさ、教えてくれたんだよ」

「あ?」

田中の口からうさんくさいエイヒレがはみ出てる。

「人はじゆうが、一番」

「なんで今さら。どうせそれ言われたのガキの頃とかでしょう?」

「そう(※いや一週間前)」

「ええ。キラキラしてるわけだ」


そうか。今、俺、キラキラしてるのか!!


「キラキラかあ…」

親父が気づかせてくれたよ、本当だよ。

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