デカルトみたいです。すべてを疑って確かなものを足場にする。こういうと小難しそうだけど、そういう感覚がすごくわかりやすく体温のある物語で書かれています。
もっと俗世的に言うなら正しい陰キャの姿です。疑え!嫌え!自己嫌悪に陥れ!それでも残るものを大切にする。陰に生まれついたのだから正しく陰に生きたらいいのに、実際は途中でしんどくなって最後に残る本当に大切なものを粗末に扱う人が多い気がします。でもこの主人公はすごくいい手本を見せてくれます。
疑ったら確かなものはほとんど何もない。当たり前です。そこからどう生きるか、自然と教えてくれているように感じます。
おすすめです。