Start over!

なー

Start over!

君には、何か夢ってあるのか。

いつかやってみたいなって、ぼんやり思ってることでもいい。

だって、生きていく理由って、きっと誰にだってあるだろう。

明日はこうしたい、ああしたいっていう小さな願望でも。

だから人は眠るんだと思う。

嫌なことを少し忘れるために。

今日という日をどうにか乗り越えられたなら、明日もきっとやっていけるって、自分に言い聞かせながら。


こんな夜遅く、コンビニのレンジで弁当を温めながら、君はどんな奇跡を待っているんだろう。

本当は、もう分かっているはず。

いつの間にか諦めて、無意識のうちに夢を遠ざけてしまっていることを。

それでも君は、希望を手放さないまま、気づかないふりをして生きている。


もう一度だけやり直したいと思うなら、先延ばしにしている場合じゃない。

今しかない。後なんてない。

逃げている今の自分を、そろそろ目覚めさせろ。


ガラス窓に映る現実に、心は背を向けたくなる。

だけど、自動ドアを出た瞬間、人は別人にだってなれる。

大事なのは、どこからやり直すか。

それは、諦めかけた数秒前の自分からでもいい。


それじゃあ僕は、一体何。

自分が変わらなきゃいけないのに、誰かの生き方にとやかく言える立場なのか。

気づけばいつの間にか、安全地帯に逃げ込んで、評論家みたいに上から目線で語っている自分がいる。

じゃあ、どこをどうすれば、このぬるま湯から抜け出せる。

どうせなら、失敗したっていい。

傍観者じゃなくて、当事者でいたいのに。


防犯カメラに守られることより、誰にも見られない自由のほうが欲しいだけ。

じゃあ、何を犠牲にできるんだろう。

代償なしで手に入れようなんて、虫がいい話。

だからこそ、他人の目なんて気にするな。


今日まで握りしめてきたものなんて、もうどうでもいい。

見栄を張るな。

カッコつけるな。

冷めてしまえば、そんなプライドなんて二束三文。


風に吹かれてメッキが剥がれたとしても、あそこのあいつほど馬鹿じゃない。そんなふうに言い張って、君に向かって全否定してやりたい気分になる。

でも結局、僕も同じ穴の狢。


「今さら」じゃダメなのか。

遅すぎるって言われるのか。

でも、やり直せるなら何だってできるはず。

今、何かを諦めそうになっている君は、まるで昔の僕みたい。

そして今の僕は、きっと君の未来になる。

どうせ自己嫌悪の塊だとしても、そこから始めればいい。

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