この作者の作品のダンジョンは異世界転生ものでもMMORPGものでもない。ダンジョンが現代社会に出現したという設定。死んだら生き返らない。ダンジョンで家族を失った者が終戦後、大震災後のようにクラスメートの中にいる世界。
魔王のスキルを持つ者は、銭湯やカラオケ店を経営するように、ダンジョンを経営するが、弱小ダンジョンは探索者たちに蹂躙されることもある。
この作者のもう一つの特徴は、家族の間の描写が生き生きとしていること。疑似家族の場合もある。
そして「悔い」というテーマが繰り返される。
あらすじで煩悩を擽られて100話ぐらい一気読みするような(そしてだんだん更新頻度が落ちてフォローを辞めるような)作品ではないかもしれない。タイミングのずれたコントに戸惑ったり、あれっと思って読み返さないと迷子になってしまうこともあるかもしれない。
でも、途中で挫けずに40話あたりまで一気読みして欲しい!