ダンゴムシってかわいい。なんだか、そんな事を思う小説である。 本作の主人公、団吾のあだ名はまさしくダンゴムシである。本人は『虫が付いてないからダンゴムシじゃない』と否定するけど、傍から見れば完全にダンゴムシだ。ちょっと臆病で引っ込み思案で、でも意外な所で意志が硬くて。これをダンゴムシと呼ばずして何と言おうか。ちょっと可愛いし、意外とカッコいい。ちょっとツンツンしてみたくなる。 そんな団吾に惚れたのは……ちょっと変わった肉食系女子……いや、『プレデター系彼女』であった。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(163文字)
個性的な主人公の語りとテンポの良い掛け合いが心地よく、自然と物語へ引き込まれました。 ラストの一言が秀逸で、これから始まる恋模様への期待が大きく膨らむ作品です。