「〇〇目〇〇科」というわずか数文字を台詞や地の文に織り交ぜるだけで、そのキャラクターの人種と個性を一番端的に描き出してしまう。この作品に出会った時、その圧倒的な設定のスマートさに驚かされました。
このシステムがあるからこそ、新しい登場人物がいくら増えても読者が混乱せず、むしろ「次はどんな個性のキャラが出てくるんだろう!」とワクワクさせられます。設定の妙が、面白いストーリーやテンポの良い文章と見事に融合している、まさに「読者参加型」の理想形とも言える作品です。
また、前世が小学生の主人公が高校生へと転生し、腹黒い本性を隠しながら完璧な「優しい学級委員長ムーブ」で成り上がっていくという初期設定も非常に新鮮で、優人くんの今後の活躍から目が離せません。
「自分が考えた個性のキャラが登場するかもしれない」という期待感と、「他の読者さんはどんな面白いキャラを仕掛けてくるのか」という想像力がどこまでも掻き立てられる、読んで楽しい、そして参加して楽しい至高のエンターテインメントです🐾