静かなアパートへ毎夜届く厚紙が、少しずつ自分の顔へ近づいていく展開にぞっとしました。頼れる友人が現れた安心も束の間、時刻のずれと笑う同じ顔が恐怖を重ね、最後まで緊張が途切れない怪談でした。
普通の生活をしている大学生。どこにでもいるような男。もしかしたらこれは君かもしれません。その日常に少しずつ浸透してくるように近寄ってくる正体不明の恐怖。意味不明な恐怖はじわじわと……。そしてさらに。さくっと読める長さですが結構いい後味を残します。ホラー好きにおすすめです!