【編纂】という非戦闘職を主人公に据え、「正しく記述することで素材の本質を引き出す」という能力がとても魅力的でした。戦うためではなく“見るために最前線へ行く”という動機も新鮮です。素材観察や文献考証の描写に説得力があり、知識が力へ変わる瞬間に強いワクワク感がありました。ルカたちとの距離感も心地よく、「お前が要る」の一言が特に印象に残ります。地道な記録が冒険へ繋がっていく導入として非常に引き込まれました。